(仮訳)Adonis palaestinaを宿主とする新種Phoma adonidicola
Wang, YLQ., Mei, R-H. & Lu, G-Z. 2006. Phoma adonidicola sp. nov. on Adonis palaestina. Mycotaxon. http://www.cybertruffle.org.uk/cyberliber/59575/0098/0237.htm [Accessed October 23, 2019] 【R3-06704】2019/10/23投稿

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3行まとめ

中国、内モンゴル自治区においてAdonis palaestinaの茎および葉柄に斑点病を引き起こした菌を検討し、Phoma adonidicolaとして新種記載した。
本種はコロニーの生長が速く、菌核を豊富に形成し、厚壁胞子が大型であることなどで特徴づけられた。
病変部は初め淡黄褐色でのちに帯黒褐色に変色し、多数の黒色の分生子殻がそこに形成された。
中国内モンゴル自治区通遼市

(新種)

Phoma adonidicola Yan Li, Q. Wang & G.Z. Lu
語源…フクジュソウ属に生息する
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Phoma eupyrena
本種より分生子のサイズが小さい
本種よりOA培地における生長が遅い
本種より厚壁胞子のサイズがずっと小さい
本種と異なり菌核が知られていない
Phoma pereupyrena
本種と異なり分生子殻の殻壁が2-3層ではなく5-8層からなる
本種より厚壁胞子のサイズがずっと小さい
本種と異なり菌核が知られていない
Phoma medicaginis
本種と異なり分生子の隔壁数が0ではなく1-2
Phoma exigua
本種と異なり分生子の隔壁数が0ではなく1-2